スキルアップデート   BLENDERで役立つ操作

blenderのすぐに使える機能をアニメーションで紹介していくブログです

めんどくさい作業を一挙解消!3Dモデルの自動角取りするべベルとは?

べベルとはベベることである。

べベるはべベルをする事という動詞であり

べべっているかべべっていないかで

3Dはそのクオリティを大きく下げることになる。

コトバンク程度の辞書には載っていない高度な専門用語なので

調べるのはやめておいたほうがいいだろう。

どのくらい専門的かというと私の周囲5mくらいでしか

使われていない。 

【blender2.76】

 

AO

モデリングした時 べべっているオブジェクトは

AOのかかり具合が違う。

ベベっていないオブジェクトはのっぺりした印象だが

ベベっているオブジェクトはこれでもかというくらいAOがつく

 

一時期AOさえ付いていればまるで実写と言われていた時代があった

たしかXBOX360が発売してちょい後くらい

ミラーズエッジ」とか「ロストプラネット」に

イビョンホンが出てた頃

 

3Dにはその質に段階のようなものが存在する。

このべベルという機能は

角がある場所に影がつくだけで

不気味の谷へ到達することができる優れものである。

 

現在スカルプトで生物機械なんでも作っちゃう時代であっても

ローポリゴンの無機物(机とかパソコンとか)には

板ポリ+べベルによって形成されている。

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ライトの変更なしに様子をガラリと変えてしまっているのは

アンビエントオクルージョンの功績に見えてしまっているが

なにを作るにもべベれば光の反射が複雑になってくれる。

 

べベルなしとべベルあり 比較

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べベルはモデリング時にスムーズやミラーに次いでよく

使われるモディファイアであるとも評されている。

使いどころとしては窓のサッシやパソコンディスプレイ

光沢のあるものを作る場合はべベルを行うのはいい。

 

プラスチックや金属はもちろん

バンプマップのない滑らかな平面で

周りをうつすほど透き通っていない素材限定で便利

 

べベルの使い方

オブジェクトを用意

モディファイアからBebelを選択

wideの数字を変更して幅を変更

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OnlyVeticesをチェックすると

べベルのタイプが変わる

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