3Dモデルが動かない人必見!Decimate ポリゴン数を減らしてスリム化
読み方はデシメーイト
伸ばすのが通です
デシメイトは画像圧縮ソフトの3DCG版
画像ファイルjpgはファイルの重さを軽減してくれますが
3Dではポリゴンの数を圧縮して軽くしてくれます。
リアルなモデルの弱点は?
「アメイジングスパイダーマン」を作った会社は3兆5414億と3500万ポリゴンでサイのモデルを作ったそうです。
もちろん私のパソコンじゃ重くて動きそうにありません。
というか動くパソコンがあってもレンダリングにかかる時間も国家予算に秒を付けた時間くらいになるに違いありません。
折角作った3兆5414億3500万ポリゴンの力作なのに使われずにお蔵入りしちゃうんですかぁ!?
実際モデリングをしているとやたらスムーズを掛けちゃってどうも重いモデルができたりすることがあります。
ポリゴン減らして動かそう!
自分的には大満足、でもポリゴン多すぎてPC不満そんな時にデシメイトを使うと
形は一切変わらないままポリゴンの数だけを減らしてくれるわけです。
スパイダーマンはアベンジャーズに行ってしまったので代わりのモデルを持ってくることにしましょう。
こ、この後ろ姿は…!
ちょっとポリゴン数の多いスザンヌ(faces:7872)
【Decimateの使い方】
モディファイアからデシマイトを選択してポリゴンを減らしたいモデルに適応
おしまい
Decimateはやりすぎない
Raioのスライダーを変更することによってFaces(ポリゴン数)が減ったり増えたりします。
この数字表記は嘘偽りなくモデルのポリゴン数でありこの数字が減れば減るほど軽く、そしてモデルがちゃっちくなります。
失礼、のっぺりしますよ。
Decimateの隠し機能
その他にも右下のtriangulateにチェックを入れることでポリゴンが三角形の形へ変えることができます。
「ローポリは三角形がベスト」との言い伝えがあるのでとりあえず三角形にしておきましょう。
でも、ある程度のポリゴン数になった場合建物やロボットなどピシッとした長方体は
デシメイトには適しません。
ハイテクっぽさが失われてしまって魅力減です。
リトポロジーしたほうがいいかもしれませんね。
Transformのedge data変更で誤魔化しちゃうのもありかもしれません
Decimateの使い時
このデシメイトはスカルプトによって作ったモデルをベイクを用いてゲームファイルに転用する場合やDLしたファイルが高密度過ぎて使いにくいなんていう悲しい事態に陥った時に活躍するものです。
スペックに見合わないファイルを扱うのに使っていきましょう