【blenderチュートリアル】ダイナミックペイント キャンバスにブラシ【blender2.76】
引き続きダイナミックペイントの使い方
キャンバスとブラシの意味を説明していきます
キャンパスとブラシ
ダイナミックペイントは色を塗ったくるツールです。
塗ったくるためには筆と下地が必要になります。
絵を描くブラシに描かれるキャンパス
blenderのペイントはポリゴンとポリゴンが私たちの代わりに描いてくれますから
ポリゴンたちにブラシとキャンパスの役割を割り振ってあげなきゃいけません
私たちは役割決めを普段モディファイア(modifire)で決めています。
と同時に筆とキャンパスをぶつけることを決める物理演算のタブでも
キャンパスとブラシを適応させることができます。
物理演算のダイナミックペイントが
色塗りの役を割り振ってくれるので使っていきましょう
アニメのような影をprojection(投影)にチェックを入れて塗る
こんな画像の袖とか鎖骨のあたりとかの影を塗らずに作っちゃおう
①シリンダを用意
②影の形に合わせたオブジェクトを作って(subdivide+頂点移動)
③シリンダの細分化(subdivide)、影オブジェクトに厚みをつける(solidfy)
④シリンダ、影objにダイナミックペイント適用
シリンダはキャンパス 影objはブラシ
シリンダにペイントマップ適用
タイムライン動かしてやると影がつく
キャンパスのパラメータ解説はこちら
色を付けたいものにキャンパスをつけてやる
既にテクスチャの貼られているものや
完成したモデルの加減を変えたい、
ベルトや服などの部分的な服の色だけ変えたい
といった状況でダイレクトペイントのキャンパスを適応するみたいに使えます。
ポリゴン数が少ないと色形がきれいに描かれないので
subdivideなどで増やして使います
二次絵にあるようなグラデーションを作る
ペイントソフトで作るグラデーションには
レイヤーでグラデーションの位置を限定して作るものと
ぼかしツールで適宜ぼかしていくグラデーションがあります
レイヤーを使ったグラデーションを使うと
こんな画像を作ったりできます。
真っ黒の建物のシルエットの後ろに
3色(赤黄青)のグラデーションを塗る。
ペイントソフトのレイヤーの使い方にあるような構図です
blenderでも場所を限定したグラデーションを作ってみます。
①ブラシobj(赤)背景obj(黒)をplane2枚
並んでる柱をcubeにarray付けて作ります
②
柱だけに色が塗りたいので柱だけにダイナミックペイントとADDキャンパス
ブラシとして使いたいオブジェクトにダイナミックペイントのADDブラシ
point distanceで絵の具の量を増やしてグラデーションを!
ブラシ
キャンパスは塗りたい物を選ぶだけで
あとは頂点マップをつけるだけですが(それでもたいへん)
ブラシは色が塗れること波が作れること、凹ませられる、
ウェイトマップが作れることを覚えておきましょう。
ブラシのパラメータ解説はこちら
キャンバスのパラメータ解説はこちら
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