スキルアップデート   BLENDERで役立つ操作

blenderのすぐに使える機能をアニメーションで紹介していくブログです

3Dの回転アニメーションとCGでの回転

(blender2.68)

回転している割に滑らかでなく

がっくんがっくんしながらこっちを常に向いているキャラクターの周りを

カメラが回る、というのが深夜と朝にやってるアニメの回転動画だろう

 

同じように作ってみたところでアニメ特有の「ぬるぬる」というものは作ることができるわけではない 3Dの場合にはそのままがっくんがっくんしたなにかが出来上がる。

最近ではアニメ映画でも3Dを使ったロボットアニメが手書きの代わり

として使われることもある。

見た人の感想は「3Dのアニメも味があるものだよ」だ。

3Dで作った動画としてはアニメと同じ絵コンテを使って作った

ものであるだろうに 結局はアニメに溶け込むことはなく3Dのままだ

フレームレートの不一致が溶け込めない原因ではない

 

アニメは絵を描く際キャラクターの特徴はなるべく残そうとする。

前髪、目、口を例に取ってみよう。 

平面を立体的に見せるソフトやmacromediaのFLASHアニメーション

を作るのがアニメ製作に近い。キャラクターを絵のまま細分化し

パーツの拡大縮小によって立体感を出している。

 

CGアニメの回転図はその延長線上に位置している

3Dのように横顔に移行するまでの速さが一定ではなく

なるべく前から見た顔でいようとするのだ。

 

手書きでのCGアニメの場合には前と横の境界線が曖昧

横を向いていても後ろに見え、前を向いていても横に見える。

 

画像を見て確認してみよう

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「アニメ 横顔」の画像検索結果だ

横顔であるにも関わらず後頭部の大きさが通常より大きい

多くの人はこれが東洋人がモデルではなく白人がモデルだからだ

と考えているようだがそれは思い上がりというものだ。

白人ではない これは後頭部と顔のサイドの混合なのだ

 

どちらかというと猫化の動物の特徴に酷似している

こんな鼻の形の人間がいるわけがない

 

1列目を見てみよう

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髪型だけを見てみると横側ではなく

斜めうしろから見た人間の頭の形だ

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だが3列目は少し様子が違う

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これは同じ横顔の検索結果だが1列目と違い髪型の特徴がきちんと

書き込まれている横顔だ。毛の特徴からその位置を見込むことができる

 

毛の特徴だけ見ればそれが後ろ姿ではないと言い切れる。

きちんと頭の形は横のものが置かれてしまっているのだろうか?

大喰らいの完全記憶シスターは毛がないので右の3人の髪型をよく見る

 

仲間はずれの夏色キサキはもみあげと肩にかかる後ろ髪

横からの髪型は二股にわかれてはいるが後ろ髪が別れたように

見えてしまうことが否定できない

 

けいおん2人もおそらくそうだ

片方だけ結んだ毛は横から見ても左側後ろからみても左側

あずにゃんももみあげが片方のツインテールの代わりになっている

もみあげとツインテールによって作られた立方体は

横から見ても後ろからみても四角いというわけだ。

髪型の特徴が書き込まれていても

もみあげを使えば横と後ろは曖昧になる。

もみあげのあるキャラクターのなんと多いことか。

 

横と縦の曖昧化 それが鍵みたい